フリティラリア ゴッホ ポスター

パリ オルセー美術館所蔵・フィンセント・ファン・ゴッホをモチーフにした、フリティラリア ゴッホ ポスター。

フリティラリアはチューリップと同じく春に咲く球根植物。そのため、ゴッホがこの絵を描いた季節も自ずとわかる。ここに描かれているのは皇帝フリティラリア(クラウンインペリアル)で、19世紀末のフランスやオランダの庭で育てられていた品種。オレンジがかった赤い花をつけ、長い茎からひとつの球根につき3輪から10輪の花を咲かせる。この花束を組むのにフィンセントが使ったのはわずか1〜2球で、切り花を銅の花瓶に挿している。この絵を制作した頃、フィンセントはパリで暮らし、ポール・シニャックと親しく交流していた。だからこそ、シニャックが中心人物のひとりであった新印象派の手法をゴッホが取り入れているのも不思議ではない。背景には点描の筆致が用いられ、青とオレンジという補色の対比が画面を支配している。とはいえ、こうした新印象派の理論からの影響は限定的なものにとどまっている。分割された筆致は一定の面にしか用いられず、補色の組み合わせがゴッホの色調の選択を縛ることもなかった。そして最後に、静物を選んだことで、彼はスーラやその追随者たちが扱った主題から離れていったのである。

フリティラリア ゴッホ ポスター
アーティスト
フィンセント・ファン・ゴッホ (1853-1890)
芸術運動
印象派/後期印象派
素材
コート紙
原画の技法
油彩・カンヴァス
サイズ
50×70cm
テーマ
静物/フランス製
所蔵美術館
パリ オルセー美術館
お手入れ
ケースまたはビニール袋で保護し、乾燥した場所で保管してください
EAN
3336727123454
製造元
GrandPalaisRmn(フランス国立美術館連合)